コミュニケーション・トレーニングセンター
コミュニケーション・トレーニングセンターは、1993年に熊本県で設立。
以来、30年にわたって熊本県、市、団体、企業を対象に、コミュニケーションスキル、ビジネスマナー、教育問題等の講演、研修を行ってきました。
また、新聞社主催のカルチャーセンター等で、『話しことば講座』や『朗読講座』を開催、大人の学び場として親しまれ、受講者数は延べ2000人を超えました。
2019年、活動拠点を東京都杉並区に移し、現在は、日々の暮らしを楽しく豊かにすることを目的として『朗読教室』を中心に各種講座を開催しています。
私たちは、コミュニケーションを通して、皆さまが自分らしく輝くためのお手伝いをしたいと願っています。
朗読講座
朗読講座は、はじめての方も、講師を目指す方も、どなたでもご参加いただけます。
正しい発声・発音・表現技術を学ぶことで、日常生活においても豊かな自己表現ができるようになります。
さらに、『相手の心に届く読み方』や、リレー朗読、群読を学んでいるうちに、コミュニケーション力が高まり、日々の生活に活気が出て、楽しくなっていることに気がつきます。
朗読講座では「表情が豊かになる」「笑顔に磨きがかかる」「言葉がスラスラと出てくる」などの効果に加え、新たな気づきや発見があり、新しい自分の魅力に出会えます。
朗読を通して表現する喜びを体験しませんか。
コミュニケーション講座
良い人間関係は、幸福な人生を送るために最も大切なものと言われています。
ゴードンメソッドに基づくコミュニケーションの方法は、親子、家庭、職場、友人とのあらゆる人間関係の場で効果的です。
コミュニケーション講座では、自分も相手も大切にする心地良い関係を目指して、相手の気持ちを理解し共感的に傾聴する方法や、相手の自尊心を傷つけることなく自分の正直な気持ちを伝える自己表現の方法を学びます。
自分の意見を押しつけたり、我慢して相手の言いなりになったりするのではなく、しっかりコミュニケーションすることで、お互いを信頼し、協力し合えるあたたかい関係を築くことを目指しています。
親業・ゴードンメソッドについて
子どもが問題を起こすと、親は「自分の子育ての仕方が間違っていたのだろうか」「一生懸命育てたつもりだったけれど、愛情が伝わらなかったのだろうか」と悩みます。SNS等で親が非難されることもあります。
では、親として、どうしたらうまく子どもを育てられるのでしょうか。自己流ではない子育てについて、どこで学べば良いのでしょうか。
この、「親のつとめを上手に果たすための訓練」、「あいまいな抽象論ではない具体的な方法」を開発したのが、アメリカの臨床心理学者であるゴードン博士です。心理学、教育学、発達心理学をベースに開発したコミュニケーショントレーニングのプログラム『PET(Parent Effectiveness Training~親としての役割を効果的に果たすための訓練)』を作りました。
日本では 『親業訓練講座』と翻訳され、1979年に講座を開設して以来、ゴードンメソッドとして全国に広まり続けています。
また、親業訓練の理念は親子間だけではなく、すべての人間関係に共通するということに基づき、現在では「自己実現のための人間関係講座」「教師学講座」「看護ふれあい学講座」「ユース・コミュニケーション講座」が開かれています。
トマス・ゴードン博士(Thomas Gordon)
クライエント中心療法のカール・ロジャーズの下で学び、シカゴ大学で博士号を取得、同大学で5年間教鞭をとる。のちにカリフォルニア州で臨床心理学者としての研究と仕事をしながら、1962年に「親としての役割を効果的に果たすための訓練=親業訓練」(PET)を開始。カリフォルニア州心理学会長をつとめる。親業訓練だけでなく、教師を対象とする教師訓練(TET)、会社など組織内の上司・部下の関係に焦点を合わせたリーダー訓練(LET)、青少年のためのプログラム(YET)、更に婦人のための訓練など多様な訓練プログラムを開発。ノーベル平和賞に3度ノミネートされた。1998年、全米心理学財団から長年の心理学の分野での功績に対しゴールドメダルを授与される(2002年没)
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